修理DAY

いつもお世話になっている、ヴィンテージ家具屋のTORiさん[http://blinddesign.jugem.jp/]
の依頼で家具の修理をさせてもらいまさした。







ええオーラを纏った家具達でした。
傷や塗装のムラなどの経年変化で、渋味も増していました。

21世紀美術館に行った際は、芝生続きの小道を抜けて、裏口からTORiさんの雰囲気を味わってみてはいかがでしょう。

修復師

『壊れたら捨てる』
物との関わりが希薄となっている現代
最近はじめた修復の仕事
学ぶべき点だらけである

修復の技術もさる事ながら、家具に対する本質的な部分を思い出せた

メンテナンスされる前の埃がのった家具達は、少しうつむき加減に見える。
綺麗に掃除し、オイルを塗り、ワックスをかけて上げると、
胸をはって堂々と立っている様。

家具も、この家具を作った人もとても嬉しいだろう。
何十年と経って、また役目を与えてもらえる事に喜び以外何もないと思う。

家具の作り手として、修復して使ってもらえる様な、より良い物作りに励まなければ
修復という仕事を通し、家具への思いがいっそう高まった


修理の日

GE-258のディベットソファの脚の修理

一度、修理が施されている様子の脚

脚とネジ部分に、日々の使用で隙間ができたようです

以前の修理は広がった穴に、ネジ部分にテープを巻いて押し込んだだけの、お粗末なもの

埋木をして、ネジを取り付けました




北欧イージーチェアーの修理

無名ですがとても脚の線が細く、アームも流線型に削り込まれ、職人さんの腕の良さを感じます。

背もたれとアームをつなぐ部分のダボが折れて、座枠との接着が外れてしまっています。

ひとまずバラして、接着剤を綺麗に掃除し、再び接着剤を入れて固定しました。






最近の大量生産の家具は安く、壊れたら買い替えるという人も多いと思います。

経済的でないうえ、ゴミも増え、環境にもよくない。

お気に入りの物を買い、長く修理して使う、そうなる事を願う。